会議でスマートに見せる100の方法 (早川書房)

YAHOO!,Googleを経て現在無期限休養中のサラ・クーパー(Sarah Cooper)が会議に集中するふりをして書きとめた裏ワザの数々です。これを実践すれば、すぐにデキる人の仲間入りできるのに違いない。

YAHOO!では、ディレクタやVP、シニアVP、シニアVPディレクター達との会議で、その後Googleでマネージャーを勤めているだけあって、実践に裏打ちされているのは間違いないでしょう。

著者や訳者は優しいから書いていないんだと思うのですが、中身が伴ってないと、ただの痛い人になってしまうのは言うまでもありません。

気になった項目は、、、

No.4 終始うなずいて、メモをとるふりをする
私は、「聞いてるフリ」という特技を持っています。スピーカーの方へ視線をやり、タイミングよくうなずきます。とても感じよく見えるようです。メモを取りながらというのも重要なポイントかと思います。
ただ、やりすぎると「あなたはどう考えますか?」など、発言を求められることもあるので、ほどほどにしておく必要があります。
No.8 プレゼンで1つ前のスライドに戻すよう頼む
「聞いてるフリ」の延長ですね。
No.37 自分が関わっていないことでも「私たち」と言う
当事者意識がある「フリ」をするわけです。
No.57 「いい質問だ」と言って質問に答えない
使ってみたいですね。
No.75 よく知らない話題でも知っているふりをする
知っているのに知らないふりをして話を続けるのも、結構面白いです。相手が、その話題についてベラベラと喋ってくれます。

ネタのような、皮肉のようでもあるけど、意外と奥深いウンチクかと思いました。